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採用情報 リハビリテーション科

目標・スローガン

みんなの『思い』を『形』に
~その人らしさを求めて~

私たちリハビリテーション科では、“みんなの『思い』を『形』に ~その人らしさを求めて~” をスローガンに掲げ、地域に暮らす方々が住み慣れた場所でその人らしい生活を続けられるよう支援しています。その実現のためには、患者様だけでなく、リハビリを担う私たち職員一人ひとりの思いや専門性が十分に発揮できる治療環境が必要だと考えています。だからこそ、スタッフの自主性を大切にし、チームで支え合いながら、喜びや笑顔を分かち合える職場づくりを進めています。

当院では、回復期リハビリテーションだけでなく、外来・訪問リハビリテーション、さらに地域リハビリテーション活動支援事業にも積極的に関与しています。地域の皆様の健康や日常生活の維持・向上に貢献できる体制を、リハビリテーションの立場から整えています。また、当科は県内でも有数の職員数を誇り、多職種が連携しながら、幅広い知識と経験を活かして質の高いリハビリテーションを提供しています。

スタッフ個々の学術活動や人財育成への取り組みも盛んで、スキルアップを目指す方にとって非常にやりがいのある環境です。

私たちは、地域に根ざした「選ばれる病院・リハビリテーション科」であり続けるため、これからも新しい仲間とともに、常に前向きに成長していきたいと考えています。

目標を達成するための4つの柱(実行方法)

予防~看取りまで各ステージにおけるリハ機能の質的・量的強化

地域住民や社会の多様なニーズに応えるために

多面的な人財育成

効果的かつ効率的な医療・介護サービスを提供するために

院内・グループ内・地域の連携力の強化

相模原市独自の地域包括ケアシステムを構築するために

健全経営への貢献

地域住民の健康をサポートするサステナブルな病院であるために

スタッフデータ

※ 2025年10月時点のデータです

職種別人数
PT
35

男:16 女:19

OT
30

男:12 女:18

ST
16

男:4 女:12

男女比
39.5%
60.5%
平均年齢
29.9
有給消化率
100%
1ヶ月の平均残業時間
10時間

人財育成

卒前教育

リハビリテーション(以下リハ)科では全ての職種において毎年多くの実習生を受け入れ後進の育成に当たっております。
PT・OTでは実習に関する指定規則変更に伴い、満5年以上の経験かつ実習指導者講習会を修了したものが臨床実習に当たる(STでは経験年数6年以上) という規定となっていますが、当院ではその規定に加えAMGリハビリテーション部(以下リハ部)にて運用しているリハ部ラダー(ラダーに関しては卒後教育参照)において一定程度の能力評価を受けたスタッフが実習指導に当たり指導者の質の担保に努めております。

実習内容に関しても当院の特徴である回復期から生活期までの病期を幅広く見学し、病期や業態による違いや介入の質的変化を感じてもらえるような体制を整えております。

卒後教育

AMGリハ部では人的資源管理に関わる複数の委員会が相互に連携し、人財育成の仕組み作りやキャリアの形成、モチベーションマネジメントを行っています。

求める人財像から期待されるセラピスト像へ

求める人財像から期待されるセラピスト像へ

初期研修(4月)

  1. リハ科理念、方針と年間目標
  2. 就業規則
  3. 安全管理
  4. セラピストの心構え(接遇・身だしなみ等)
  5. 関連法規
  6. 基本業務(勤怠管理、日常点検、備品管理など)
  7. カルテ管理
  8. 診療付属業務(訪問指導、リハ総合実施計画書、屋外・調理訓練など)
  9. キャリア支援

知識の定着を図るため、座学に加えて現場での指導(OJT)を適宜行っていきます(概念的なものは除く)。またチームとしての適切な立ち振る舞いや相互理解を促進するために多職種合同研修会を開催し、価値観の多様性や業務に対する時間的なズレなどを早期に理解することを促していきます。

研修内容はKYTや急変時対応、接遇・コミュニケーションスキルなど実技やグループワークを通して相互理解が促進されるようなプログラムを用意しています。

 
初期研修
初期研修

初期研修の様子

中期研修(5月以降)

①能力評価・能力開発

能力評価を年間2回実施し、保有能力と発揮能力の確認を行います。能力評価には様々な方法を用い、多面的な評価となるよう配慮しています。能力評価を行った上で現状の課題を明確化しつつ、次の行動についてフィードバックを行います。また、クラスに応じた人財育成研修会を年間通じて行っており、不足している能力については適宜補充していきます。

能力評価が一定段階に達すると役割定義が行われ、職務範囲や権限が拡大されていきます(職務記述書の発行)。

能力評価・能力開発

②ローテーション

また、中期研修では幅のある病期をローテーションという形で異動し、経験値を積んでいきます。異動に関する基準に関しては、能力評価にて職務遂行能力が一定水準を超えたスタッフが対象となります。

ローテーション

③目標管理

年間での個人目標について「目標管理シート」を用いて可視化し、年間2回の目標管理面談の中で役職者と共有することで目標設定に対する助言(初回)や進捗の確認(中間)から次の課題の設定(最終)を進めていきます。

自身の課題やあるべき姿、ありたい姿に対して、いつ・何を・どのように進めていくべきかを論理的思考(ロジカルシンキング)で考えていき、最終的には役職者による補助がない状態でも自己実現のための自己研鑽が的確に行えるようになることを目指します。

後期研修(中期研修終了後~)

中期研修終了後は、マネジメントラダーや認定スペシャリスト制度の活用、多様な働き方等自身が希望するキャリアを選択し、さらなる能力開発を進めていくことができます。

①マネジメントラダー

マネジメントラダーを選択した場合には、上記の人財像を軸に能力評価を行い、不足部分のフィードバックから能力開発を進めていきます。

②認定スペシャリスト制度

認定スペシャリストとして認められるためには、スペシャリストにふさわしい優れた人格者であることと、一定水準を超える知識・技術・経験が担保されていることが証明できる資格の取得があり、その上でスペシャリストとしての職務を規定していきます。

チーム

回復期(入院)

回復期リハビリテーション病棟では、急性期病院で脳卒中などの治療を受け、身体機能に障害を生じている患者様をできるだけ早期に受け入れ、集中的なリハビリテーションを提供することにより「後遺症の軽減」や「寝たきりの予防」、そして、一日も早い家庭復帰、社会復帰を目指す施設です。

外来

外来リハビリテーションでは医療保険下で実施されている在宅リハビリテーションの⼀つとして、地域に根付いたリハビリテーションの提供を⽬標としています。また、⽇常⽣活において⾃⽴されている⽅でも、仕事や趣味活動などQOL(⽣活の質)の向上を⽬標としてリハビリテーション介⼊を⾏っています。

訪問

訪問リハビリテーションでは、主治医の指示のもと、専門スタッフ(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)が定期的に訪問し、ご自宅でいきいきとした生活を送れるよう支援します。身体機能の維持・向上だけではなく、「予防」の観点からのリハビリテーションにも力を入れています。必要に応じて、住宅改修や福祉用具選択のアドバイスを行っています。また、乳幼児や就学児のリハビリを希望される方も、ご相談をお受けしております。

取組み

自動車運転支援

当院では、自動車運転の再開に際し、安全性を客観的に評価・判断するため、ドライブシミュレータを活用した運転再開支援プログラムを実施しています。主に作業療法士が中心となり、認知機能、注意機能、身体機能、視空間認知などの多面的な評価を通じて、運転に関連する課題の抽出およびリスクの分析を行っています。

ドライブシミュレータによる模擬運転の結果と臨床評価を統合し、運転再開の可否に関する総合的な判断材料を提供するとともに、患者様やご家族へのフィードバックを行っています。 また、必要に応じて運転免許センター等の関係機関との連携や、診断書・意見書等の文書作成支援も行っており、社会復帰に向けた包括的な支援体制を構築しています。

運転支援は、患者様の生活行為の再獲得やQOL向上に直結する重要な分野であり、リハ専門職としての臨床推論力・観察力・評価技術が問われる、やりがいのある領域です。

就労支援

障がいの有無にかかわらず「働きたい」というご本人の意思を尊重し、就労に向けた支援をリハビリテーションの一環として積極的に実施しています。

対象者の身体機能や認知面の評価結果をもとに、従事を希望する職務内容とのマッチングを行い、職業遂行に必要な能力や作業遂行環境の調整点について多職種で検討を行います。職業的スクリーニングや模擬作業評価、実習への同行支援等を通じて、対象者の特性と職場環境の適合性を見極め、段階的な就労準備をサポートしています。

また、近隣の就労移行支援事業所、障害者就業・生活支援センター、企業、自治体等との連携を強化し、各機関の担当者との情報共有を密に行うことで、スムーズな就労移行および定着支援を目指しています。 就労に必要な技能獲得に向けた訓練の提案、職場環境へのアドバイス、ジョブコーチ的な支援にも取り組んでいます。

地域支援事業

高齢者の自立支援と要介護状態の予防を目的に、地域に根ざした支援活動を展開しています。 理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が、市内の自治会、公民館、サロン等に直接出向き、地域住民を対象にした健康講話、運動指導、生活動作のアドバイスなどを通じて、介護予防の啓発と実践的支援を行っています。

また、当院が有する多職種連携のノウハウやリハビリテーション資源を活用し、行政や地域包括支援センターと協働しながら、各種介護予防事業を受託・運営。地域住民の健康寿命延伸に寄与することを目的とした、専門職による継続的な支援体制を構築しています。

【当院が関わる地域支援事業の一例】

  • 介護予防教室(運動機能・認知機能・口腔機能・閉じこもり予防)
  • いきいき百歳体操 普及スタッフ
  • 健康づくり普及研修の講師
  • 地域ケア会議・在宅医療介護連携推進会議への参画 など

地域支援事業では、臨床スキルを地域全体に還元できるやりがいがあり、リハビリ専門職としての視点を活かして、地域包括ケアの中核を担う実感を得られます。

インタビュー

PT

理学療法士 新卒1年目

就職説明会や病院見学の際に、アットホームな雰囲気やスタッフ同士の仲の良さを感じ、自分もその一員として働きたいと思い就職を決めました。

定期的にプリセプターやコーチの方とお話しする時間が設けられており、進捗状況や今後の進め方について具体的なアドバイスを頂いています。また、同じ階の先輩方も親身になって相談に乗ってくださるので、とても話しやすいです。

私は地元が地方のため、寮を利用しています。家賃の半分を病院が負担してくださるので、経済的に助かっています。生活面での支援はとても大きいと感じています。

PT

理学療法士 3年目

人間関係がよく、臨床でわからないことがあってもすぐに声をかけて様々な知見を得られることが良い部分で、それが自身の学びにつながっていると実感しています。また、プライベートでも付き合いが持ちやすく、とても気持ちのいい環境で働けることがよかったと感じています。

出来ていると感じています。残業も可能な限りしないよう業務内で調整できるので、仕事に対するストレスも少なく趣味に時間を割くこともできています。

定期的に開催されるカンファレンスなどで各職種の視点から様々な意見交換を行っています。

OT

作業療法士 4年目(転職)

わからないことはそのままにせずその日のうちに確認する事、笑顔やコミュニケーションを行う、日々患者様や周囲のスタッフへの感謝や尊敬を忘れないようにしています。

入職出来ると思っています。最初は違う期への転職でありかなり不安でしたが、わからない業務はその都度プリセプターやリーダーに聞くことで解決できており、今は不安なく働くことが出来ています。

今後自分のキャリアを考えた職場選びを行うと良いと思います。またそこで働いている人がプライベートも充実できているか(ワークライフバランス)を確認すると、自分のQOLもあがってきてさらに働きやすくなると思います。

ST

言語聴覚士 10年目

STの専門性が高く勉強熱心なスタッフが多い。リハビリについて不安や悩みがあれば相談がしやすい。休み希望が通りやすい。産育休がしっかり取れる。

両立できているのかわかりませんが…家庭と仕事それぞれの悩みはそれぞれの場で悩み・解決し、気持ちは切り替えるようにしています。あとは、よく寝て・よく食べて・一人で悩まない!

取りやすいと思います。有休が使いやすく、大型の連休も可能です。男性の育休も取りやすい環境だと思います。

1日の勤務スケジュール

  • 08:30
    出勤
  • 08:45
    朝礼
  • 08:50
    診療開始
    書類業務
  • 12:05
    昼食
  • 13:05
    診療開始
    書類業務
    カンファレンス
  • 17:30
    退勤

学会・論文発表実績など

リハビリテーション科 学術発表実績(2023年度~2025年度)

  • 第26回日本言語聴覚学会(2025.6.27-28)

    『病態への「気づき」に差が生じた脳梗塞患者の一例について』 言語聴覚士 佐藤 毅明

    『音読を重視した訓練により記号素性錯語が改善した失語症例』 言語聴覚士 古川 結子

  • 第45回回復期リハビリテーション病棟協会研究大会(2025.2.21-22)

    『季節感を取り入れた回復期リハにおけるレクリエーション「完全版・さがみリハ夏祭り」の実施』 作業療法士 畑野 莉奈

  • 第11回日本地域理学療法学会学術大会(2024.11.16-17)

    『地域在住高齢者における転倒恐怖の評価方法による関連因子の違いと6ヶ月後の転倒発生との関連』 理学療法士 井上 直樹

  • 第25回日本言語聴覚学会(2024.6.21-22)

    『手指失認、失語が伴わず左右障害が残存した左前頭葉・頭頂葉出血の1例について』 言語聴覚士 佐藤 毅明

    『慢性期の失語症者に対する残存機能を活用した音読訓練の効果』 言語聴覚士 古川 結子

  • 第43回回復期リハビリテーション病棟協会研究大会(2024.3.8-9)

    『当院でのさがみリハ夏祭りの活動・効果判定報告』 作業療法士 鈴木 渚

  • 第31回日本慢性期医療学会(2023.10.19-20)

    『当院特別設置神社「さがみ神社」が入院患者様に与える影響』 作業療法士 渡邉 隼人

  • 第64回全日本病院学会(2023.10.14-15)

    『セルフマネジメントに焦点をあてた介護予防事業の取り組み』 作業療法士 佐藤 隼

  • 第24回日本言語聴覚学会(2023.6.23-24)  

    『脳梗塞により病態への「気づき」が低下した高次脳機能障害患者に対する「振り返りメモ」の効果の一例について』 言語聴覚士 佐藤 毅明

    『短文節文の音読・表出訓練によって動詞の喚語能力および文発話が改善した失語症例』 言語聴覚士 古川 結子

病院見学

病院見学

病院全体または各施設をご案内いたします。部署スタッフより詳しい説明ができるよう調整いたします。(所要時間:60~90分程度 職種により前後します)見学開始時刻は、日程調整時にお伺いいたします。

ご希望日の1週間前までに下記よりお申込みください。お返事に数日いただく場合がございますので、お急ぎの方はお電話( 042-707-2600 )にてお問い合わせください。

  • 見学は平日、土曜日午前に実施しております。日・祝は実施しておりません。
  • 希望日時についてはご希望に添えない場合もございますので予めご了承ください。
  • 当日の部署状況によってはご希望に添えない場合もございます。
  • 迷惑メール設定により、こちらからのメールが届かないケースが発生しております。「@sagami-rh.or.jp」のアドレスを受信できるように設定変更をお願いいたします。

募集要項

募集職種一覧ページよりご確認ください。

お問い合わせ

代表電話
Tel.042-707-2600

〒252-0132
神奈川県相模原市緑区橋本台4-3-5

お問い合わせの前に、よくあるご質問もぜひご覧ください。
多くのお問い合わせ内容をまとめています。