入院 当院の特長
私たちは、身体機能の回復を目指すだけでなく、患者様が「生き甲斐」をもって、再び、その人らしい生活を取り戻されることを最大の目標としています。リハビリテーション専門病院ならではの強みと専門性を活かし、継続的にサポートします。
1. パーソナルリハビリテーション ～「やりたい」をあきらめない～
経験豊富なスタッフが、患者様一人ひとりの「〇〇がやりたい」「〇〇をできるようにしたい」という想いに応え、“その人らしい生活”へ復帰するための様々な専門的リハビリテーションを提供しています。
入院時家屋調査
入院早期にスタッフが患者様のご自宅へ伺い、家屋環境や周辺環境を確認します。早期から退院後の生活を見据え、環境に合わせた実践的なリハビリテーションを行い、在宅生活で予測される問題点を把握し、その問題点の解決を、患者様、ご家族と、多職種で検討していきます。
退院前訪問
自宅退院を目標とする患者様に対し、患者様と一緒にスタッフが自宅へ訪問し、実際の動作を確認します。改修等の環境調整や、必要な物品の検討、介護等のサービスの検討を行います。退院前訪問を行うことで、患者様やご家族の退院後の生活に対する不安の軽減につながります。
退院後訪問
退院後に安心して在宅生活が継続できるよう、必要に応じ看護師がご自宅を訪問し、療養上の指導や、どのような生活を送られているかを確認します。
自動車運転支援
お車が生活に欠かせない方は多く、「もう一度、安全に運転したい」という声は切実です。
しかし、病気やけがの後は、ご自身では気づきにくい身体や認知機能の変化により、今までのように運転ができない可能性もあります。
当院では、専門スタッフが身体・認知機能の状態を詳しく検査し、ドライブシミュレータを用いて運転能力を客観的に評価します。その結果に基づき、安全な運転再開に向けた助言を行います。
就労支援
病気やけがで、予期せず仕事ができなくなる方が多くいます。患者様だけでなく、ご家族の生活にも影響が出てきます。一日でも早い復職に向けて、仕事内容に近いリハビリテーションや、遂行機能の確認も行います。
退院後まで切れ目のない支援
住み慣れた地域でその人らしく生き生きとした生活が送れることを目指し、退院後も継続的な支援を行っています。
当院には、「訪問リハビリテーション」と、訪問看護ステーション「ルピナス」が併設されており、退院後の生活をしっかりサポートします。
2. チーム医療による質の高い治療 ～多職種の連携で確かなリハビリテーションを～
医師、看護師、介護士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、ソーシャルワーカー、薬剤師、管理栄養士など、各分野のプロフェッショナルが連携し、チームとして一人の患者様を支えます。
当院には、回復期リハビリテーション病棟協会が認定する「回復期リハビリテーション認定看護師」や「認定セラピスト」が、各病棟に在籍しています。アテントマイスターも在籍しており、おむつや排泄に関するサポートも充実しています。
それぞれの専門性を結集し、定期的にカンファレンスを実施し、患者様の回復状態や目標をチーム全員で共有し、多角的な視点から最適な治療とリハビリテーションを提供します。 “その人らしい生活”を送れるよう、チーム一丸となって、あなたの「これから」を支援していきます。
3.充実したリハビリテーション環境 ～快適な環境で未来への一歩を～
当院は、効果的なリハビリテーションを行うために最適化された、多様な設備と環境を整えています。
365日のリハビリテーション体制
回復期において集中的なリハビリテーションを効果的に行うため、当院では日曜・祝日を含む365日、毎日リハビリテーションを提供しています。
開放的なリハビリテーション室と快適な病棟
自然光が差し込む広々としたリハビリテーション室や病室、心地よい療養環境を提供しています。リハテラスには菜園があり、園芸活動にも取り組んでいます。前向きな気持ちでリハビリテーションに取り組む意欲を支えています。
多様なリハビリテーション機器と実践的な訓練環境
MR機器「リハまる」、圧力波治療器「ショックマスター」、低周波治療器「ジェントルスティム」など、多様なリハビリテーション機器を積極的に導入しています。また、院内にキッチン、一般家庭の浴室、ドライブシミュレータなどを備えた実践的な訓練スペースを完備し、退院後の生活を想定した、より具体的なリハビリテーションが可能です。
笑顔があふれる活動や院内レクリエーション
リハビリテーションだけでなく、病棟生活の中で患者様が楽しみながら生活動作の獲得ができるように努めています。
日頃のレクリエーションから夏祭り、クリスマス会など、季節を感じる院内行事も開催しています。