回復期リハビリ病院における NSTの必要性

  日本での回復期リハ病院入院患者の43.5%が栄養障害を呈しており、リハビリを
  行うための栄養が不足し、リハビリが困難になっている等々の問題について、
  医師、管理栄養士、薬剤師、検査技師、看護師、リハビリ科(理学療法士・作業療法士・
  言語聴覚士)などの多職種チームで、栄養障害のある患者様の栄養状態について
  個々の患者様の病状の状況に対して、検討をしています。
  入院中の栄養障害を改善し、退院後の生活を見据えた QOL向上 と、一人でも多くの
  患者様が在宅復帰するために、回復期リハにおけるNSTは 重要な役割を担っています。

(さがみ)NST 1.JPG




言語聴覚士との試食会

  当院では、言語聴覚士と連携をより図るために、試食会を行っております。
  現状、提供している食事をスタッフ(言語聴覚士)に試食して頂き、
  「転院後すぐ(手術後間もない方)~ 退院を控えた方」まで、
  色々な患者様が様々な食事形態を取られていることを理解することが試食会の
  目的になります。

  また、試食会では、
   「患者様の回復状況に応じた体の可動域での食事のしやすさ」
   「病院食の食形態(ごはん、おかず 等)・味の確認」
     ・ ごはん : 米飯、軟飯、全粥、酵素粥、ミキサー粥
     ・ おかず : 常菜、軟菜(一口大、きざみ、みじん)ミキサー、ペースト など
   「(現状の体の可動域のなかで)嚥下しやすい食形態なのか」
   「使用している食器・補助具」
  などもの意見交換を行い、言語聴覚士が実際に患者様がされている状況を
  自身でも体験して、今後、より患者様の目線や思いを理解してリハビリが出来る
  ように努めてる場を設けております。

  また、多職種との試食会も行い、食事介助をする人が「食形態の把握」、
  「食べやすさについて」 知ってもらう場を設けています。

ST・管理栄養士 試食会 ◎.JPG ST・管理栄養士 試食会 ◎2.JPG